この世界規模のウィルスと戦い続けてきて
1年が経過しました。
日常と感染予防の狭間で、一人ひとりの行動や
意識が大きく左右される毎日が日常化しています。
そして経済もまた、苦しい状況が
日に日に明るみになっています。
ブライダル業界も大打撃の一つの業種。
業界の損失額は8500億円越えで(2021/2月現在)
今後さらに損失規模は拡大すると予想されます。
大勢での会食を控えるというこの時代に
結婚式はイメージ自体があまりマッチせず、
それどころか結婚式を挙げるのが良くない
という風潮の流れになっているのも事実です。
今回はブライダル業界の現状と今後は?
今後の予想となくしてはいけない大切な事
についてご紹介致します。
ブライダル業界の現状
【ブライダル事業の運営】
~FNNプライムオンサイト掲載~
https://www.fnn.jp/articles/-/149082
2020年度、新型コロナウィルスの感染拡大により
結婚式の延期や中止を余儀なくされた
カップルは約24万組に上ったとの
記事掲載がありました。
その経済損失は約8500億円。
前年に比べて売り上げ60%減少。
また、企業の経営維持が難しくなり
早期退職制度や式場の売却等の
話が既に上がっている式場もあり
今後も増加傾向になる事が予想されます。
【結婚式の取り組み】
<挙式当日の感染対策>
・対応スタッフの感染予防の徹底対策
・当日の動きのソーシャルディスタンスの確保
・ゲストへ消毒、検温、マスク着用のお願い
・アクリル版の設置
・マスク入れの配布
・披露宴中の消毒作業
等々、一部の紹介ではありますが
結婚式で感染者を出さないため、
大切なゲストの方々を大切にお守りする為、
会場側もできる限りの感染予防を徹底しています。
<リモートの有効活用>
・式場見学者へリモート相談会の実施
・式場成約者の新郎新婦へリモート打合せ
・式当日参加できないゲストへリモート挙式の参加誘致
リモートは結婚式でもこのコロナ渦では
大いに活用できるツールになっています。
今後の予想となくしてはいけない大切な事とは
今後の考えられる予想
~新郎新婦~
・結婚式を希望しない新郎新婦の増加
・リモート婚など費用を抑えた格安婚の普及
・蜜を避ける為、少人数婚や
写真のみのフォトウエディングの増加
~ブライダル企業~
・現段階で国からの補償もない為
全てが自己運営の現状
・損失をカバーする前に企業の
存続自体が厳しい
・結婚式自体が低迷し、
損失カバーの見込みが立たない
大切な事とは
ブライダル事業の存続を求めるのであれば
大切な事が何か、今一度しっかりと
みつめ直す必要があります。
サービス業はどんな職種であれ
お客様が居なければ成り立ちません。
新郎新婦は今何を求めているのか?
どのように力になれるのか?
その時代にあった物を
生み出し価値提供して
初めて利益となります。
こんなに世界規模の問題を抱え
今までと同じやり方をしていたのでは
合うはずがありません。
ですが、ブレてはいけない事もあります。
一番恐れていることは結婚式が
必要とされなくなってしまう事ではないでしょうか。
でしたら、原点回帰で結婚式の
素晴らしさや、挙げる事の意義を
今こそ伝える必要があると思います。
それも今の時代に満足できる形で。
挙げたくても挙げられず悩み苦しみ
式を諦めた新郎新婦さんをご存じですか?
従来のやり方で行う招待状では、
返信ハガキに欠席続きで辛い思いをしている
新郎新婦さんに寄り添えていますか?
コロナで泣く泣く式を延期、
そしてまた延期、、、先の見えない未来の
新婦さんの不安が理解できますか?
この現状で出来る事は何か?
この悩みや苦しみを救ってあげられる
事はないか?
状況が一変した今だからこそ
出来る事を模索して提案することが
必要になっています。
1つひとつ向き合う事で
最高の結婚式のお手伝いに初めて
繋げられる事でしょう。
決して楽な道のりではないですが、
この状況だからこそ生まれる事も
必ずあります。
まとめ
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
どんなに辛い状況でも前をみて、
出来る事は何か?を本気で考え
行動することしか前進できません。
一人でも多くの新郎新婦さんの
最高の結婚式に繋がるよう
進んで行きましょう!
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