結婚が決まると色々と忙しくなります。
家族になるという事で、新しい生活を
迎えるにあたり準備が必要になるからです。
・住居はどうする?
・結婚式はどうする?
・保険の見直し
・会社や役所へ申請手続き etc…
挙げればまだまだキリがないほど
色々と出てきます。
今回は需要の上がっている
ブライダルチェックと
その理由は?
についてご紹介致します。
何となく知っている方、
まだ知らない方、
検討している方などに
参考にして頂き、この機会に
ご自身のライフプランを検討してみてください!
ブライダルチェックとは?
女性向けブライダルチェックは
大きく分けて2つあります。
「妊娠出産に関わる婦人科系臓器の検査」と
「妊娠出産に影響を及ぼす病気の検査」です。
保険適用外が殆どのブライダルチェックですが、
最近では会社の健康診断に子宮がん検診が
あったりするのでブライダルチェックでは
その部分を省くなど、個人個人必要なもの
のみを選択して受診することができます。
*婦人科系検査項目
婦人科系の検査項目についてです。
内診
→膣・子宮・卵巣などの状態をみる
血液検査
→貧血・感染症・風疹抗体・肝臓機能・
腎臓機能・血糖値等
超音波検査
→子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣の腫瘍
子宮や膣の奇形の有無
*疾患系検査項目
また、妊娠には以下のような疾患系の
検査項目も重要となってきます。
がん検診
→子宮体がん・子宮頸がん・卵巣がん・
乳がん(触診・マンモグラフィ・超音波)等
*性感染症検査
→HIV(エイズ)、クラミジア、梅毒等
おりもの検査
→カンジタ・トリコモナス・淋病など
風疹抗体検査
→妊娠時、風疹にかかると胎児に影響を
及ぼす可能性がある為、抗体の有無を調べる。
尿検査
→タンパク・糖の値、腎臓に
関する疾患など
*妊娠に関する精度の高い検査
→他にも卵子や卵管の検査を
採血やレントゲンにて調べる事も可能です。
費用は検査項目や検査する
婦人科によっても
費用の差がありますが、
おおよそ2~5万円前後とされています。
なぜ増えている?ブライダルチェック
昨今の時代背景も大きく
影響しているようです。
<晩婚化の背景>
→晩婚化がすすんでおり、
結婚に際して、妊娠などライフプランを
立てた時にブライダルチェックで
ご自身の体もしっかりと
向き合う女性が増加傾向に
あると言えます。
<働く女性の社会進出>
→産休・育休制度の推奨もあり、
結婚しても仕事を辞めない
選択をする方が増えています。
そうなると、妊娠も計画的に
進めたいと考えている方も。
ブライダルチェックをして、
今後の生活をしっかりと見据えたいと
検査を行う方も沢山いらっしゃいます。
<自身の生理不順等、婦人科系の 悩みや既往歴など心配がある方>
→結婚が決まり、妊活の事も視野に入る
このタイミングに、ご自身の体の不安を
取り除いて生活を進めたいという方は
ブライダルチェックは積極的に行う
方が多いようです。
やって良かった!実体験談
私自身の実体験になるのですが、
もともと結婚前から胸にしこりの
ようなものがあると薄々気づいていました。
ですが、当時はまだ若い方の
乳癌は今ほどの認識や、
そこまで話題性もなく、
痛みなどの自覚症状がない為
特に気にせず放置していました。
自身の結婚のタイミングで
ブライダルチェックというものが
あるという事を知り、この機会に
胸のしこりを調べてもらおうと
検査することにしました。
1度目の検査でマンモグラフィ検査と、
超音波検査を行いました。
そこで、やはりしこりがみつかりました。
後日再検査で調べたところ、
しこりが大きくなっている事が
わかり、細胞診をしました。
細胞診とは、しこりに直接注射針を
さして、その細胞を採取して調べる
というものです。
その検査で、しこりが
良性なのか悪性なのか
調べる事ができます。
私の検査結果は幸い良性でした。
しかし、しこりが大きくなったり
良性から悪性に変化することも
充分考えられる為、定期的な検診は
必要だと担当医師の方から進められました。
このように、検査をして損はない事が
わかるように、自分の体と向き合う
機会になるブライダルチェックは
必要性を感じている事が
需要の多い要因だと言えますね。
まとめ
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
ブライダルチェックという
名前も耳にするようになったのは
一人ひとり、皆さんが
自分自身の体としっかり向き合う
意識が高い証明とも言えます。
この記事を読んで、
迷われている方の背中を
押す事が出来たら嬉しく思います(*^^*)
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