今年の漢字とは？
今年の漢字の素晴らしさや、奥深い意義を伝えるために1995年からスタート。
毎年年末に、1年の世相を表わす漢字一字を全国から募集し、
1位～20位までの漢字を発表しています。
今年のはいつ？どこで発表される？
毎年12月12日頃に、京都清水寺にて発表しています。
→主催者である（公財）日本漢字能力検定協会の本部が京都にあるからです。
今年は12月14日（月）に発表予定です。
→12月12日が漢字の日だからです。
毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いを込めて、
12（いいじ）月12（いちじ）日の語呂合わせから、
（公財）日本漢字能力検定協会が12月12日を漢字の日と定めました。
どのようにして決まる？
「今年の漢字」は皆さんからの応募で決まります！
応募された漢字の中で、最も多かった漢字を清水寺で揮毫（きごう）しています。
揮毫された書は、1年の出来事を清めるとともに、
新年が明るい年になることを願い奉納しています。
誰がいつも書いているの？
「今年の漢字」が発表される舞台は京都の清水寺とお伝えしました。
毎年決定した漢字を書いている姿がニュースなどで流れますが、
誰が書いているのでしょうか？
清水寺で最上位となる貫主（かんす）を務める
森清範（もりせいはん）さんです。
1995年に「今年の漢字」が始まってから毎年書き続けています。
また、発表後には清水寺の境内に一定期間展示されているそうです。
過去の「今年の漢字」をいくつかご紹介！
・1995年 「震」
初回の漢字一字でした。
この年は、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が発生。
「崩壊に震えた年」という意味で、初回にも関わらず
ネガティブな漢字に決定致しました。
・2015年「安」
安全保障関連法案の審議ほか、世界各地のテロ事件など、
安全や不安に関する出来事が続きました。
さらにお笑い芸人のとにかく明るい安村の
「安心してください、はいてますよ」のギャグがブームとなった年。
・2016年「金」
リオオリンピック開催で、日本人選手の金メダルラッシュに沸いた年。
4年後の東京オリンピックへの期待や明るい日本への願いを込めた
漢字として選ばれました。
・2019年「令」
令和の元号が新たにスタートした年。
新元号に新時代の希望を託した、
また、「万葉集」からの出典であることから日本の伝統文化を
再認識するきっかけにもなりました。
一方で、法令改正による消費税増税、芸能界の不祥事など法令順守に対する
意識も高まり、災害による警報発令、避難命令もあったことなど
元号と関係ない理由や社会問題と絡めた理由も挙がっていました。
「今年の漢字」を決めるのは皆さんの投票！応募してみよう！
2020年も残りわずか！
今年の振り返りも含めて、皆さんの応募できまる「今年の漢字」。
今年の流行語大賞も発表されましたので、そちらも参考に参加してみては如何でしょうか。
申し込み方法はコチラ↓
https://www.kanken.or.jp/kanji2020/
申し込み締め切り日が12/6までです！！
【今年の主な出来事・流行語】
～出来事～
・箱根駅伝、青学V奪還
・IR汚職事件、秋元議員を逮捕
・三冠王、野村克也さん死去
・新型コロナウィルス
・志村けんさん、岡江久美子さん著名人がｺﾛﾅによる死去相次ぐ
・緊急事態宣言発令
・高校野球が春夏中止。プロスポーツ界も延期や中止
・JR山手線49年ぶり新駅「高輪ゲートウェイ駅」開業
・東京五輪・パラリンピックが延期に
・「あおり運転罪」創設
・横田めぐみさんの父・滋さん死去
・河井克行前法相・案里議員逮捕
・レジ袋有料化スタート
・九州豪雨
・東京都知事小池百合子氏が再選
・将棋の藤井聡太七段が最年少タイトル
・渡哲也さん死去
・安倍首相、持病悪化を理由に辞任表明
・としまえん閉園
・テニス・大坂なおみが全米オープン優勝
・菅首相誕生、新内閣発足
・アニメ「鬼滅の刃」、国内最速興行収入100億円突破
・携帯料金引き下げに向け、総務省が改革案
・鉄道、航空会社巨額赤字見通し相次ぐ
・ソフトバンク4年連続日本一
～流行語～
流行語大賞
3密
トップテン受賞語
愛の不時着
あつ森
アベノマスク
アマビエ
オンライン〇〇
鬼滅の刃
GoToキャンペーン
ソロキャンプ
フワちゃん
まとめ
今年は世界規模で新型コロナウィルスが忘れられない1年となりました。
このご時世だからこそ今年1年を自分なりに振り返り、
来年は明るい年になる！と希望を持って過ごしたいものですね！
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